原爆後障害医療研究所は、長崎大学医学部附属研究施設として、昭和37年(1962年)に「原爆被爆者の後障害の治療並びに発症予防及び放射線の人体への影響に関する総合的基礎研究」を目的として設立されました。
その後の活動は、原爆被爆者に留まらず、世界の放射線被ばく者の健康影響調査から診断治療、分子疫学研究に広がっています。
さらに、福島原発事故でも、放射線被災者へのリスクコミュニケーション、緊急被ばく医療体制確立、帰村支援などに貢献しています。
平成25年(2013年)には、長崎大学原爆後障害医療研究所へ改組しました。
現在、放射線リスク制御部門・細胞機能解析部門・ゲノム機能解析部門・原爆・ヒバクシャ医療部門の4部門と附属放射線・環境健康影響共同研究推進センターからなります。
被ばく医療学の確立と放射線医療科学領域における人材育成、平和構築に向けた活動を目指しています。
長崎市坂本一丁目12番4号
電話:095-819-7004
ホームページ:http://www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/index-sjis.html
|