市民有志が「静岡平和資料館をつくる会」を結成し、静岡市へ平和資料館の設立を要望しているが、実現するまでの過渡的な措置として市の助成を得て民間施設を借り会員によるボランティアで運営している。戦争を知らない世代に戦争の惨禍を語り継ぐとともに、平和への思いを新たに図ることを基本に、静岡･清水の戦争にかかわる事実を静岡・清水空襲を中心に市民が遺した実物資料・体験画・写真、米国立公文書館の発掘資料などで客観的に展示している。

【展示物】
　映像で見る静岡空襲（１５分）を常時上映。空襲体験画。焼夷弾。戦時中に写真館が撮りためた日常風景。兵士になった市民たちの遺品（赤紙、血染めの千人針等々）。