広島平和記念資料館は、原子爆弾による被害の実相を世界中の人々に伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的に、1955年（昭和30年）に開館した。
東館と本館の二つの建物で構成されており、東館では、被爆前の広島の歴史、原爆が投下されるまでの経緯、戦後の復興への歩みと現在の核兵器を巡る世界の状況などを紹介している。本館では、原爆の熱線や爆風で傷ついた衣類などの遺品や被爆答辞に撮影された写真屋映像を展示し、1945年（昭和20年）8月6日に広島で何が起こったのかを生々しく伝えている。
また、児童・生徒を対象に、被爆者による被爆体験講話会などを実施するほか、平和学習のための資料の貸出しも行っている。
広島県広島市中区中島町1番2号
電話：082-241-4004 FAX：082-241-4004
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