国立広島・長崎原爆死没者追悼平和祈念館 平和情報ネットワーク GLOBAL NETWORK JapaneaseEnglish
HOME 体験記 証言映像 朗読音声 放射線Q&A

HOME体験記をさがす(検索画面へ)体験記を選ぶ(検索結果一覧へ)/体験記を読む

体験記を読む
被爆体験について 
木場 耕平(こば こうへい) 
性別 男性  被爆時年齢 12歳 
被爆地(被爆区分) 長崎(直接被爆)  執筆年 1995年 
被爆場所  
被爆時職業 生徒・学生 
被爆時所属 長崎市立商業学校 1年生 
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
当時私は長崎市立商業学校一年生で長崎市近郊の山の陣地構築作業に行っていて、翌日から母シト妹一栄と勝子の三名の捜索を始めたが行方不明で遺骨と思われる石炭ガラのようなものを止むなく持ち帰った。自宅は原爆投下中心地から五○メートルほどの近くの長崎市松山町であった。空襲警報から警戒警報に切り替わっていないので避難していた近くの防空壕から自宅に帰っていたと推定している。掘りおこしや自宅跡から避難時に携行する物品の焼残りが玄関近くで見つかった。念のため家のまわり、家のあとをくまなく掘り起し捜索したが全く家族の行方が分からなかった。
  

HOME体験記をさがす(検索画面へ)体験記を選ぶ(検索結果一覧へ)/体験記を読む

※広島・長崎の祈念館では、ホームページ掲載分を含め多くの被爆体験記をご覧になれます。
※これらのコンテンツは定期的に更新いたします。
▲ページ先頭へ
HOMEに戻る
Copyright(c)国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
Copyright(c)国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館
当ホームページに掲載されている写真や文章等の無断転載・無断転用は禁止します。
初めての方へ個人情報保護方針