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被爆体験について 
加藤 昇(かとう のぼる) 
性別 男性  被爆時年齢 17歳 
被爆地(被爆区分) 広島(入市被爆)  執筆年 1995年 
被爆場所  
被爆時職業 軍人・軍属 
被爆時所属 船舶司令部陸軍船舶練習部第10教育隊海上挺進第42戦隊(暁第19857部隊) 
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 

 岐阜県「鎮魂の叫び」体験記より抜すいする。

昭和20年8月6日広島県江田島町幸の浦に或る陸軍暁部隊第10教育隊42戦隊㋹水上特攻隊員として勤務。

午前8時15分頃原爆投下兵舎も爆風にて被害を受ける。

大閃光ピカーと一瞬受ける。

午前9時すぎ大発上陸用舟艇にて宇品港に直行する。

広島市千田町へ直行し市電を兵舎がわりにして最初は被爆者の救助、日赤、文理大へ運搬。

夜は死亡者の火葬20~30名一諸に行う。

火災が発生していたので類焼をふせぐべく家屋のとりこわし等をする。

8月12日まで現地で作業する。川に死体が浮いているのもだきかゝえ火葬をする時の様子が今だに目に浮ぶ。「水をくれ」の言葉も忘れられないひさんさを思い出される。 

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