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■被爆体験について |
久保田 タツエ(くぼた たつえ) |
性別 |
女性 |
被爆時年齢 |
28歳 |
被爆地(被爆区分) |
広島(直接被爆) |
執筆年 |
1995年 |
被爆場所 |
広島市矢賀町[現:広島市東区矢賀六丁目] |
被爆時職業 |
主婦 |
被爆時所属 |
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所蔵館 |
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 |
八月六日午前八時一五分、矢賀六丁目で稲の草取りをして居ましたら、西の空が真黒になって大きな音がしたので急いで家に帰ったら、子供が襖の下じきになって泣いているのを、おばあ様、一生懸命かたづけて孫の二人を両方にだいて思案そうに座って居れました。
そのうち、町の方からけがをしてお出でのお方のお世話が暑いとも思わず、一生懸命致しまして、その日は見るまに過ぎました。 |
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