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被爆体験について 
平沢 福司(ひらさわ ふくじ) 
性別 男性  被爆時年齢 13歳 
被爆地(被爆区分) 広島  執筆年 1995年 
被爆場所  
被爆時職業  
被爆時所属  
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
従兄の死に思う。一発の爆弾で街も人も焼け苦しむ光景は身が凍る思いがします。
 
従兄は身体後部全身火傷で私達のいる避難場所に来た時は衣服も身についていない状態であり、火傷と熱とうで苦しむ従兄に一滴でも薬品があればと本当に思いました。何一ツない事が、食べる事より火傷の熱で苦しむ本人に薬りを付けてあげられたらなー悔まれてなりません。
 
翌朝従兄はなくなりましたが、沢山の人々が川に死体となって流れており、火傷の熱などで水をもとめ川に入り、力つきてなくなられた人々もありその冥福を祈ります。 

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