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被爆体験について 
髙木 オクマ(たかき おくま) 
性別 女性  被爆時年齢 28歳 
被爆地(被爆区分) 広島(入市被爆)  執筆年 1995年 
被爆場所  
被爆時職業  
被爆時所属  
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
私は作木村森山中で農業していました。八月六日朝広島へ原子爆弾が落されたと聞きました。広島の東警察へ弟がつとめておりましたので気になり見に行ってやろうかと思い八月九日に広島へ行きました。行って見ると見渡す限り焼けの原におどろきました。
 
どうしようかと思いました。その時東警察へつとめていられる所を見つけました。行って見るとたくさんおられました。署長さんがおられ髙木君は西警察へまわってもらっていたのでお気の毒になくなられと言われました。聞いてかなしかったです。署長さんが言われるのに弟といっしょにこうどうした田原君がいる。つれて歩いて上げなさい言って下さったのでやけあとをつれて歩いて下さいました。ていねいにあつかってもらいましたが警察にお別れをして私は家にかへりました。
  

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