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未来への伝言 被爆の体験と証言 
三浦 令子(みうら れいこ) 
性別 女性  被爆時年齢 14歳 
被爆地(被爆区分) 広島(直接被爆)  執筆年  
被爆場所 広島市古田町高須[現:広島市西区(高須)] 
被爆時職業  
被爆時所属 広島県立広島第一高等女学校 2年生 
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
原爆投下時にいた場所と状況
高須駅近辺
勤労動員工場に勤務

一 ぜひ伝えておきたい、あの時の光景や出来事(あの日)
昭和二十年八月六日勤労動員先工場で被爆。警戒警報のため防空壕に入っていたが、それから先生の指示で山に逃げた。

その時黒い雨が降ってきて、これを浴びた。

それから家に帰るように言われたので、トラックに乗って自宅のある大竹に帰った。トラックには怪我した人達も乗っていたので怖かった。

二 被爆後の病気や生活や心の苦しみ(戦後)
被爆后特に異常なかった。

翌日広島に行ったが、県女は焼けて何もしないで帰ってきた。

広島の親戚の人が大竹に帰って治療していた。また、従兄が広島に跡片付けに行ったが、放射能を浴びて一ケ月后位に死亡した。こうゆう出来事があって悲しかった。

三 今、被爆者としての生き方と、訴えたいこと(現在)
健康管理に留意し、年に一回、子宮がん、胃がん、乳がん、などの検査を行っており、人より一層注意している。

もう原爆は絶体に許せなく世界各国に広島の悲惨な情況を伝え、原爆を使わないように訴えたい。
  

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