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被爆体験について 
松浦 トキヨ(まつうら ときよ) 
性別 女性  被爆時年齢 41歳 
被爆地(被爆区分) 広島  執筆年 1995年 
被爆場所  
被爆時職業  
被爆時所属  
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
昭和二〇年八月六日原爆被災者が(ケガややけど)安芸郡矢野小学校に引き上げて来られ、その治療や看護のため教室に寝て居られる人を二〇日間毎日通いました。手当の最中に亡くなられる方もあり、それは筆舌につくし難い悲惨な状態でした。

二度とこんなことは起ってはいけません。

又、兄の子(男)二人も原爆に逢い二人共被爆後一週間~一〇日間位の間に死亡しました。

一人はとても、ひどいヤケドを負いもう一人のおいは全身にガラスの破片がつきささっておりました。ムゴイことでございました。

又、市内千田町に住んでいた従姉妹一家は、一人の子供はソカイ中のため助りましたが、全員死亡しました。

広島市近辺の世帯では原爆被害に逢わなかった家族は皆無で、身内縁者に皆んな犠せい者を出しています。

フランス、中国の核実験は是非止めさせて下さい。
  

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