早いもので振り返ってみると一二才という可愛い盛りに亡き母や従姉らと広島市内に入り理由もわからず暑い所をさまよい歩き、ようやく叔父が収容されている所へ探し探してたどり着きその夜はそこへ泊まりました。
もだえ苦しみながら亡くなる人。死体を焼く人。その様子は口では言い表わせません。その夜の事を思い出せば身がぞっとし寒気がしたのを子供心に忘れる事が出来ません。
原爆を知らない人にはわからないかと思いますがもう二度と戦争はあってはならないとつくづく思います。
健康の事、将来の事を考えれば不安も増してきます。
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