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被爆体験について 
煙崎 定子(たばさき さだこ) 
性別 女性  被爆時年齢 29歳 
被爆地(被爆区分) 広島(直接被爆)  執筆年 1995年 
被爆場所  
被爆時職業 主婦 
被爆時所属  
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
私は、大手町九丁目実家に住んでおりました。

長女病気の為八月六日午前八時一〇分頃家を出て千田町の日赤病院へ行く途中、小路にて両側の家の下敷きになりましたが、幼児をのせていた乳母車の取手が、上の材木等支へていてくれたので、助かりやっと脱出する事が出来ました。

その夜は父母と釣舟の中でねました。

原爆にあった後は、貧血(再生不良)結核、子宮癌、病気ばかりしました。

今こうして生きている事が不思議な気が致します。あの原爆の悲惨な様子は、口、絵等では私よう云へませんので、八月六日、七日、八日の様子を書き残しております。
  

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