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被爆体験について 
高橋 正彦(たかはし まさひこ) 
性別 男性  被爆時年齢 9歳 
被爆地(被爆区分) 長崎(直接被爆)  執筆年 1995年 
被爆場所 長崎市中小島町[現:長崎市] 
被爆時職業 児童 
被爆時所属  
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
長崎市中小島町で被爆しました。
 
当日は朝より共同防空壕に避難して居たが、警戒警報が解除になり昼食のために家の中で昼食の準備をしていました。白い光(稲光)が有り爆風で家具が倒れ、自宅の庭に爆弾が落ちたと思いました。
 
数分後、共同防空壕へ避難するために外へ出ましたが、家々のカワラとガラスの破片で足の踏場も無い程でした。
 
火災の心配が有ったので当日は防空で過すことにしました。当夜は被爆した人が次々と逃げて来ましたので、身体が焼けた臭いと姿でこの世のものとは思えない気がしました。
 
翌日も火災の心配で近くの山へ逃げましたが、道中アメリカの飛行機が低空飛行でイモ畑のアゼの間に身をかくしました。
 
数日間毎夜空は火災で真赤で消火活動もなく、被爆者の避難で大混乱でした。
 
その後一週間経過し、爆心地を通り国鉄道野駅より国鉄湯江駅へ疎開のため移動しました。
 
内容的には数多く有りますが充分報告出来ません。が近々整理したいと思います。

【高橋正彦さんの「高」の字は、正式には「はしごだか」です。】 

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