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未来への伝言 被爆の体験と証言 
野口 辰雄(のぐち たつお) 
性別 男性  被爆時年齢 17歳 
被爆地(被爆区分) 長崎(直接被爆)  執筆年  
被爆場所 長崎市片淵町二丁目[現:長崎市] 
被爆時職業  
被爆時所属 長崎県立長崎中学校 
所蔵館 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 
原爆投下時にいた場所と状況
長崎市片淵町二丁目
陣地構築で臨時召集から前日(八月八日)帰って来てたので寝ていた。

一 ぜひ伝えておきたい、あの時の光景や出来事(あの日)
兄は長崎医大生だったが、九日の夜になっても帰って来ないので一〇日、一一日、一二日と兄を探しに爆心地迄行ったが、二日目、三日目はものすごい死臭が漂い始めとうとうあきらめて帰って来た。九日に島原から徴用で三菱に来てたと云う人(重症と云うがやけただれて体全体がコゲ茶色)が畠みたいな所に転ってて水を呉れと云われたけど持ってなかったし、又書く物もなかったので、名前はきいたが家族に伝えられなかった事が今でも心残りである。その他たくさんの人達が水、水と飲み水を要求していた。
  

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